「社会をより良くしたい」「自分の活動が未来に繋がる意味を持ちたい」——そう願うすべての方へ。
2025年11月8日(土)、15日(土)に開催された特別連続セミナーは、起業・政策・NPOという3つの領域(トライセクター)を横断し、社会変革の最前線を走り続ける金野索一氏(日本政策学校 学長、Peace Tech Foundation代表理事)が登壇。「志がビジネスになる時代~未来を作るリーダーの条件~」というテーマで、ソーシャルビジネスの本質と、それを実現するトライセクター・リーダーの思考法が深く掘り下げられました。
本レポートでは、学生・社会人・NPO関係者など、熱い志を持った参加者たちが何を学び、どのような気づきを得たのか、具体的な受講者の声を交えてお届けします。
この記事は、
ソーシャルビジネスを立ち上げたい、関心のある方
自分の「志」と「キャリア」のつなぎ方を知りたい方
グローバルな視点とビジネスマナーを身につけたい方
に必読の内容です。
日本政策学校の学長やForbes公式コラムニストなど、多岐にわたる顔を持つ金野氏の講義は、その壮大なキャリアに裏打ちされた実践と理論の両面から構成されました。
セミナーの中心テーマは、「社会課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスの本質」と、それを牽引する「トライセクター・リーダーの思考法」です。政策、ビジネス(起業)、NPO(非営利)の各領域の原理原則を理解し、これらを横断的に連携させて社会変革を起こす視点が、深く、そして熱く語られました。
多くの受講者が、金野氏の実体験に基づいた言葉に強く感銘を受けています。
「トライセクターリーダーとは何だろう、という初歩的な所からの受講でしたが勉強になりました。サービス業の基本としての課題解決を行っていく際の考え方や視点、今後の少子高齢化社会におけるパブリックセクター側の課題をどう解決していくかなど、改めて考えさせられる機会になりました。」(男性・経営者)
「発想の幅が大きく広がりました。
まず、NPO的な活動がすでに江戸時代に日本で営まれていたという点に、大きな気づきを得ました。また、教えていただいたフレームワークは、発想の幅を広げるのに大変有効だと感じました。これに時間軸を加えることで、さらに深い考察ができると確信しています。今後は視野を世界に広げ、このフレームワークを活用して調査してみます。」(男性・会社員)
滅多にない金野氏への質疑応答の時間も設けられ、参加者は自身のソーシャルビジネスのアイデアやキャリアの悩みを直接問うチャンスを掴みました。この実践者同士の対話こそが、本セミナーの大きな魅力の一つです。
ソーシャルビジネスは、もはや国内の課題解決に留まらず、グローバルな視点が不可欠です。
本セミナーでは、前回MBCでも好評を博した岩本憲太郎氏(薬剤師&キャリアコンサルタント)が特別解説を担当。
「グローバル起業家に欠かせない世界基準のビジネスマナー(プロトコール)」について、実践的なノウハウが提供されました。
ビジネスマナーは単なる形式ではなく、相手への敬意と信頼構築の技術です。特に国際的な舞台では、これがビジネスの成否を分けることがあります。
「人は見た目が9割というのは聞いたことがありましたが、エビデンス込みでここまで丁寧に説明していただき今までより深く意味を理解できました。」(女性・起業準備中)
「沈黙の作法7箇条がすごく勉強になりました。沈黙の時についつい間を埋めようと話をしている自分に気づくことができ、うまく使いこなすための方法を学べました。」(男性・経営者)
志の高い行動力と、それに伴う洗練されたマナーを両輪で身につけることが、未来のリーダーには求められています。
金野氏の「志がビジネスになる時代」連続セミナーは、参加者にとって、自身のキャリアや活動の「志」を「具体的な行動」へと昇華させるための強烈なきっかけとなりました。
「起業・政策・NPO」という異なる領域を学び、トライセクターの視点を取り入れることで、ソーシャルビジネスの本質と、それが社会変革をもたらすメカニズムを深く理解することができます。
今回のセミナーは終了しましたが、この学びは「社会をより良くしたいと願うすべての方」の未来への投資となるはずです。あなたの持つ熱い志を、次の社会を築くための確かなビジネスへと変えていきましょう。